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株式会社藤井設計室
福岡県北九州市 桜が丘クリニック
敷地は国道3号線に面しています。地域的には九州を代表する工業地帯であり、エレガントな建物では景観にそぐわないと思い、デザインテーマを「ファクトリー」と設定しました。軽快で効率が良いイメージを演出しようとしています。
福岡県北九州市 桜が丘クリニック
鉄骨の構造体に壁パネルを取付たようなデザインで、壁で埋まらない部分にガラスをはめています。
福岡県北九州市 桜が丘クリニック
玄関庇はパラメディックの救急車を接続させるために軒が高くなっていますので、風除室のブロックの天井とはわざと切り離しています。2階の避難口は印刷工場などで見かけるバルコニーも何もない扉にしてみました。
福岡県北九州市 桜が丘クリニック
内部はスタッフ人数が少なくても運営できるように必要な壁以外に空間を区切るものはできるだけ排除しオープンで流動的なイメージを作っています。
福岡県北九州市 桜が丘クリニック
丸い壁の反対側は待合コーナーです。子供の患者が多いために、子供コーナーを始め院内の各所、自分の好きな場所で診察の順番を待つことができます。規則正しいものはできるだけ排除しています。天井の照明もまばらに配置しました。
福岡県北九州市 桜が丘クリニック
診療所としては建物規模が大きく、長く存続していただきたいために、たとえ診療所をされなくなっても飲食店を始め、あらゆる分野の業種に変更できる建物を想定しました。
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